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くまもと地球会議

天草 通詞島の「海の豊かさ」を守りたい!―天然塩復活!! ネイチャー生活倶楽部

更新日:2022年5月30日


生物はみな海から誕生しています。海のミネラルで私たちの身体は命を繋いでいます。しかし昭和46年から国策の専売法で、大事なミネラル分を取り去った塩化ナトリウムだけの塩だけに。それに憤りを感じた方が立ち上がりました。

天然塩に最も適した海を全国追い求め「ここだ!」―行きついたのが日本一の干潟を持つ有明海。ミネラル分も豊富、だから生態も豊富でイルカも数百頭も棲みつく熊本・天草の通詞島(つうじしま)でした。


通詞島の海はミネラルたっぷり。たくさん集まる小魚を餌に、イルカが集まってきます。



「専売法」の精製塩に憤り―ミネラルたっぷりの自然海塩に感動!

本物の塩づくり・釜炊き塩は本当に知恵と労力の勝負。私たちもともに塩づくりを学ぶことで、ネイチャー生活倶楽部のメンバーと会員の方々に、この貴重な塩を分けてもらうことができました。天然塩の旨味に感動の連続でした。

しかし塩は鉄、ミネラル分が強くどうしても釜がもたない。4年前釜が壊れ塩づくりが絶たれていました。



「もうこの塩が味わえないなんて、残念」

次々と寄せられる声に、若い夫婦が立ち上がってくれました!

「他のお塩ではやっぱり味わいが違う。なんとかまた作って欲しい」―その後も惜しむ声に後押しを受け「嘉六屋 鹽」の福田 良太さんご夫婦が、塩づくりを再開してくださいました。


秘伝の作り方を懸命に受け継いできた福田さん。一大決心して巨釜を特注し、建屋をたてて、昔ながらの塩づくりを再開。

薪で海水を五日間炊き上げる塩は、まさに私たちが待ち望んでいた塩づくりでした。


「釜炊き塩」生産者の福田さんご夫婦。全て手作りで1週間以上かけ生産されています。



「釜炊き塩」は、天草・通詞島の豊かな海から。汚れた海からは作れません。

今、世界中で海の汚染や生態系破壊が問題となっています。本当の塩も汚れた海からは生み出せません。

私たちはこの「釜炊き塩」を広げ支援することで、豊かな海を守ることにつながるー

と活動を続けています。皆さまもぜひ海からの恵みを味あい、海の恵みをご支援ください。


「釜炊き塩」づくり動画、「釜炊き塩」のお申込みはこちらから

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